つぶらな瞳に鮮やかな羽色、そして大好きな人には全身で甘えてくれる情熱的なコザクラインコ。 お迎えが決まったら、一番ワクワクしながら選びたいのが「愛鳥のマイホーム(ケージ)」ですよね!
こんにちは、当ブログを運営している「うにこ」です。 私は医療関係の非常勤として働きながら、「バードライフアドバイザー3級(BLA)」を取得し、夫のちばりよと一緒に、2020年生まれのコザクラインコの女の子「キキ」(現在6歳3ヶ月)と暮らしています。
最近のキキは、私たちの肩の上で満足そうに羽づくろいをしたり、大好物のお米をおねだりしたりと、穏やかで元気いっぱいの毎日を過ごしています。
初めてケージを選ぶときは、「どれくらいの大きさがいいの?」「網の素材はどれが安全?」と迷ってしまう方も多いはず。
特にコザクラインコは体の割に噛む力がとても強く、女の子の場合はケージの構造が「発情対策」にも直結するため、ケージ選びは生涯の健康管理の土台になります。
今回は、キキとの6年間の暮らしやBLAで学んだ知識を踏まえ、愛鳥が安全で快適に暮らせるケージの選び方とおすすめをご紹介します。
基本のサイズや素材をおさえておくと、ケージ選びで失敗しません。
鳥さんは1頭ごとに性格も行動も大きく違うので、愛鳥の個性に寄り添って選んであげてくださいね。
キキのお部屋選びだね!
キキは女の子だから、お部屋の形や広さが発情に関係してくるんだよ。
安全で落ち着けるお部屋がいいな!
コザクラインコのケージ選びで大切な3つの基本基準
活発で運動量が多く、小さくてもパワフルなくちばしを持つコザクラインコ。
長く安心して使ってもらうために、まずは以下の3つの基準をチェックしましょう。
1. サイズは「幅37cm×奥行42cm×高さ44cm以上」を目安に
コザクラインコは「小型インコ」に分類されることが多いですが、セキセイインコなどと比べると骨格ががっしりしており、成鳥の体重も45〜55g前後あります。
ケージの中でしっかり羽ばたいたり、おもちゃで遊んだり、体を大きく伸ばしたりするスペースを確保するため、1頭飼いであっても「幅37cm×奥行42cm×高さ44cm以上」の大きさを選んであげるのが目安です。
狭すぎるケージは運動不足によるストレスや肥満、さらには毛引きなどの原因にもなりやすいため、お部屋のスペースが許す限りゆとりのあるサイズを選んであげましょう。
2. 形はシンプルな「角型」一択!発情対策としての重要性
ケージにはおしゃれな丸型や三角屋根など可愛いデザインもありますが、形は絶対にシンプルな「角型」がおすすめです。
丸型や複雑な凹凸があるケージは、内部に「狭い空間」や「暗い死角」ができやすくなります。コザクラインコは野生下では木の洞などに巣を作るため、狭くて暗い場所を見つけると「巣穴」だと認識し、発情スイッチが入ってしまうのです。
特に女の子の場合、過度な発情は無精卵の連続産卵や、命に関わる「卵詰まり(卵秘)」を引き起こす深刻なリスクになります。
キキも生後7ヶ月のときに卵詰まりを起こしかけて動物病院に駆け込んだ経験があり、それ以来わが家では「ケージ内に巣穴を連想させる死角を作らない」ことを徹底しています。
3. 素材は「塗装ケージ vs ステンレス製」愛鳥のタイプで見極める
ケージの網(ワイヤー)の素材には、主に「スチール(メッキ・塗装)製」と「ステンレス製」があります。
- ステンレス製(最も安全・高耐久):サビに強く、塗装剥がれがありません。金属中毒のリスクを完全に防ぐことができ、丸洗いもしやすく一生モノとして使えます。
- スチール・塗装製(安価・手に入りやすい):手頃な価格で購入できる反面、ケージを激しくかじる子の場合、剥がれた塗装片やサビを誤飲して「金属中毒」を起こす危険性があります。
【わが家の実体験】 実は、わが家でお迎えした当初は一般的な塗装タイプのケージを使っていました。 幸いキキはケージの網をガシガシとかじる癖がほとんどなかったため、中毒などのトラブルもなく安全に過ごすことができました。
しかし、コザクラインコは本来とても噛む力が強い鳥です。もしお迎えした愛鳥がケージのワイヤーをよくかじる癖があるなら、多少お値段が高価であっても、最初からステンレス製を選んであげるのが一番安全で確実です。
発情過多と事故を防ぐケージ内のレイアウト
ケージ本体を選んだら、内部に設置する用品の配置にも気を配りましょう。
巣箱やバードテントは基本的に「置かない」
繁殖を目的としない家庭飼育では、ケージの中に巣箱や布製のバードテントを入れるのは避けてください。 潜り込める狭いスペースがあると、女の子はあっという間に発情モードに入ってしまいます。また、布製テントは生地をかじって繊維を飲み込んでしまい、消化器に詰まる「そ嚢(のう)閉塞」の事故も多発しています。キキのケージにも、お迎え当初から巣箱やテントは一切置いていません。
止まり木は「あえてシンプル」に配置する
一般的な飼育書では「止まり木は高低差をつけて2〜3本」と書かれていることが多いですが、愛鳥の発情状況に合わせて本数を調整することが大切です。 キキは発情抑制の治療を行ってきた経緯から、ケージ内のレイアウトを見直し、現在は止まり木をあえて1本だけにしています。物陰を減らしてケージ内をオープンに見渡せる環境にすることで、発情を落ち着かせる工夫をしています。
コザクラインコにおすすめのケージ3選
サイズ規格、安全性、日々のお手入れのしやすさを兼ね備えたおすすめのケージをご紹介します。
1. 【本命・一番安心】サンコー イージーホーム ステンレス37バードWH
愛鳥がケージをかじる癖を持っているなら、迷わず選びたい安心設計のステンレスケージです。 サビや金属中毒の心配が一切なく、耐久性も抜群です。さらに外漏れしない引き出しトレイ構造になっており、毎日のケージ掃除(わが家では寝る前に下の網を濡れティッシュでサッと拭くスタイルです)が格段に楽になります。
2. 【定番の信頼感】HOEI 35手のり ステンレス
鳥用ケージの老舗・豊栄金属(HOEI)のロングセラー「35手のり」のオールステンレス仕様です。
前扉が手前に大きく開くため、愛鳥の出入りや毎日の放鳥コミュニケーションが非常にスムーズです。愛用者が多く、専用の遮光おやすみカバーや防寒用アクリルケースなどのオプション品が豊富に揃っているのも大きな強みです。
3. 【かじる癖がない子向け】イージーホーム バード 35BL(手乗り)
「キキのように網をかじる癖があまりない」「まずは初期費用を抑えてスタートしたい」という方に向いているケージです。
キキのはじめてのお家もこれでした。今現在は私の実家に行く時用に、置いてもらってます。
白い塗装が施してあります。しっかりとした造りで使いやすいです。
ただし、もし愛鳥がサイドのワイヤーをガリガリ噛み始めた場合、あるいは古くなって塗装が落ちてきた時は、迷わずステンレス製への切り替えを検討してあげてください。
まとめ
コザクラインコのケージ選びで大切なポイントを振り返りましょう。
- 広さ:羽ばたきや運動量を考慮し「幅37cm×奥行42cm×高さ44cm以上」を確保する
- 形:巣穴の死角を作らないシンプルな「角型」を選ぶ
- 素材:ワイヤーをかじる癖がある子には、少し高価でも「ステンレス製」が確実
- レイアウト:発情過多や誤飲事故を防ぐため、巣箱や布製テントは置かない
インコの飼育にはたったひとつの正解はなく、その子の性格や癖、体調に合わせて柔軟に対応していくことが大切です。 愛鳥が生涯安心してくつろげる、素敵なお家を選んであげてくださいね。
コザクラインコの特徴やお迎え前の心構えについては、こちらのまとめ記事でも詳しく解説しています。
ぜひあわせて参考にしてみてください!
▶︎ コザクラインコってどんな鳥?:〜お迎えのために(初心者向け)〜
記事が少しでもお役に立ったら嬉しいです。



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