インコの健康のために「ペレット」が良いと聞いたけれど、なかなか食べてくれない…とお悩みではありませんか?
こんにちは、当ブログを運営している「うにこ」です。私は「バードライフアドバイザー3級(BLA)」を取得し、コザクラインコの女の子「キキ」(現在6歳)と一緒に暮らしています。
昔は「インコのごはん=種子(シード)」が当たり前でしたが、最近では鳥さんを診られる獣医師の多くが「ペレット(総合栄養食)」を推奨しています。
特にキキのように発情過多や卵詰まりのリスクと闘っている子にとって、体重と栄養素を正確にコントロールできるペレットは健康管理の要です。
キキの場合は独り餌になるときに、ペレットをスムーズに食べてくれましたので、苦労はしていません。
今回は、なかなかシードから切り替わらないと悩む飼い主さんへ向けて、「安全なペレット移行手順」と、キキも愛用しているおすすめフードをご紹介します!
ペレットに移行するのは難しい時、焦らず少しずつ進めるのが成功の秘訣みたいです。
キキはペレットがメインのごはんだよ。粟やオーツ麦はおやつにもらってるんだ!
なぜ獣医師はペレットを推奨するのか?(シードとの違い)
野生のコザクラインコは、飛び回りながら種子や果実を探して食べますが、ケージの中で暮らす飼い鳥が「シード(種子)だけ」をお腹いっぱい食べ続けると、深刻な問題が起こります。
また鳥さんといえば、ひまわりのシードを思い浮かべるかたもいらっしゃるかもしれませんが、脂質過多なので、一般的に小型のインコにはあまり与えません。


- 栄養の偏りと肥満:シードは脂肪分が多く、カロリー過多になりがちです。ビタミンやミネラルも不足するため、サプリメントや青菜での補給が必須になります。
- 発情の誘発:高カロリーで豊かな食事は「今は子育てができる豊かな環境だ」と鳥の本能を刺激し、発情過多を引き起こします。
- ペレットのメリット:ペレットは鳥に必要なすべての栄養素が最適なバランスで配合された「総合栄養食」です。
消化も良く、内臓への負担を減らしながら健康な体作りをサポートしてくれます。 - 食欲がない時にシードへの食いつきがさらによくなり、絶食を防ぐことができるというメリットもあります。
失敗しない!安全なペレット移行スケジュール
インコはとても保守的な動物なので、見たことのない茶色い粒(ペレット)をいきなり「ごはん」だと認識できません。無理な切り替えは餓死の危険があるため、以下のステップで慎重に進めましょう。
うちは雛の時のさし餌から、独り餌に移行するときに自然とペレットを食べてくれたので、次のステップはバードライフアドバイザーの講義や、書籍など、複数の情報源から学んだことです。
そのことについても、また今後、別の記事で紹介したいと思います。
移行前の絶対条件:キッチンスケールで体重を測る


切り替え中は、「ペレットを食べているフリをして実は食べておらず、体重が激減していた」という事故がよく起こります。移行を始める前に、必ず「0.1g単位」で測れるキッチンスケールを用意し、毎朝晩の体重測定を習慣にしてください。
この体重測定は、本当に大事で、発情の状態もすぐにわかりますし、体調不良もわかります。
発情するときは食欲が旺盛になるので、短期間ですごく増えます。
うちも餌入れカップ付きのとまり木をスケールの上にのせて測定していますが、嫌がる子もいるので、工夫が必要になります。
かかりつけの動物病院では、キャリーごと測っていただいてます。
キキの体重は一定していて、50g前後で推移していて、安心材料のひとつにしています。
うちはスケールスタンド まっててね KAWAI(川井/カワイ)を使ってるんですが、現在在庫切れで買えないみたいですね。
この商品は餌入れが2つついてて、おやつを入れておくと喜んで乗ってくれます。


ステップ1:シードにペレットを振りかける(1〜2週間)
まずはペレットを細かく砕き、いつものシードの上にふりかけます。
シードを食べるついでにペレットの味や匂いに慣れてもらうのが目的です。「ペレット=安全な食べ物」だと認識させます。
ステップ2:シードとペレットの割合を変えていく(2〜4週間)
ペレットを口にするようになったら、徐々にシードの割合を減らしていきます。 ・第1週:シード75%、ペレット25% ・第2週:シード50%、ペレット50% ・第3週:シード25%、ペレット75% 毎日の体重とウンチの量を確認し、体重が落ちている場合はシードの割合を少し戻して焦らず進めます。
ステップ3:朝の空腹時にペレットだけを出す
朝一番の最もお腹が空いている時間帯に、ペレットだけを入れたエサ入れを出します。日中はそのままにし、夕方になってどうしても食べていないようであればシードを足してあげます。これを繰り返すことで、自然とペレットを主食として食べるようになります。
わが家の実践例:キキのごはんとおやつのバランス
現在6歳のキキは、健康を保つために、つぎのような食事管理を行っています。
主食はペレットのミックス
キキのメインごはんは、鳥専門の獣医師もよく推奨するアメリカのオーガニックペレット「ハリソン」のアダルトライフ(小粒〜極小粒)と、ズプリーム (ZuPreem) フルーツブレンドを混ぜていただいてます。
これを1日分の量をはかって(体重の10%が一般的なので、キキの場合は5gからおやつ分をだいたい1グラム減らしてます)して、与えています。
特にハリソンは品質が非常に高く、愛鳥さんの健康を保つのに最適だと思われるため多くの方におすすめできます。
野菜やフルーツのおやつ(あきらめないことが肝心!)
ペレットの他に、新鮮な野菜やフルーツも取り入れています。
キキには小松菜と豆苗を与えていましたが、最初の頃は蹴散らして遊ぶばかりで、少ししか食べてくれませんでした。
それでも根気強く毎日そばに置いていたところ、4歳を超える頃から豆苗を食べ出し、今ではすっかり大好物になりました!鳥さんは警戒心が強い生き物ですが、見慣れることで食べるようになることも多いので、あきらめずにそばに置いて慣れさせることも大切だなと感じています。
その他のおやつとして、ふかしたさつまいも(常温まで冷ましたもの)も大好物ですし、少量のバナナ、みかんなどの新鮮なフルーツもおいしくいただいています。(※果物は糖分が多いので、少量を心がけています。)
おやつ(ご褒美)としてのシードとお米
ペレットに切り替えたからといって、シードが完全にNGというわけではありません。わが家では、粟やオーツ麦などのシード類を「コミュニケーションをとるためのご褒美(バードトレーニング等)」として活用しています。
また、キキはなぜか「お米」が大好きなので、ご褒美として1日に20粒ほど、ミネラル水に浸して柔らかくしたものを特別にあげています
(※与えすぎには注意しています!)。
まとめ
インコのシードからペレットへの移行のポイントをまとめます。
- ペレットは栄養バランスと発情抑制に優れた「総合栄養食」
- いきなりの切り替えはNG!必ず0.1g単位のキッチンスケールで体重管理をしながら行う
- 細かく砕いてシードに混ぜることから始め、数週間かけて割合を変えていく
- 完全に切り替わった後も、シードは「ご褒美」や「コミュニケーションツール」として活用できる
ペレットへの切り替えは、愛鳥の健康寿命を延ばすための「飼い主からの最高のプレゼント」です。根気よく、愛鳥のペースに合わせて進めてあげてくださいね!
安全なケージの選び方については、こちらの記事も参考にしてください。



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